Javaエンジニアの年収は安定して高い傾向があり、将来性もあると言われている。
言語別のエンジニア年収を見ると、Javaエンジニアは大抵5位から8位に位置している。
これを見ると年収は高くないように感じるかもしれないが、一概にそうとは言えないのがエンジニア業界の特徴だ。
それは、上位にランクされる言語エンジニアの場合、年収が乱高下する傾向があるだめだ。
それに対してJavaエンジニアの場合、常に安定した年収になっている。
高額所得者であれば、年収2千万円も珍しくない。

Javaエンジニアの年収が安定している背景には、慢性的な人材不足がある。
その理由は、Javaによる開発が、Web業界とIT市場ともに急成長している分野であるためだ。
加えてIoT市場が活況を呈しており、自動車業界や家電業界、そして住宅業界までエンジニアの取り合いが起こっている。
中でもJavaエンジニアは業務用のシステムをはじめ、アンドロイド向けアプリやWeb上のアプリ、パソコン向けソフトなど幅広く対応することができる。
そのためIoTの拡大に伴い、ITの担い手としてだけでなく、社会インフラの担い手としても期待されている。

以上のことから分かるように、Javaエンジニアを求めているのはIT企業に限らない。
多くのメーカーが、優秀なエンジニアの採用に躍起になっている。
そのため必然的に年収がアップする傾向にあり、時期などにも左右されず安定している。
多くの専門家も、この傾向はしばらく続くだろうと予想している。
そのため将来性と収入の安定が見込める仕事に就きたいのなら、Javaエンジニアを目指すのが得策だ。